ドリップチップや510スレッドコネクションを除いた高さ(ボトムからトップまで)が約10mmという名前の通りロープロファイルなLowPro RDAのClone(クローン)です。LowPro RDAは見た目でまず高さが注目されますが、それ以外にも特色のあるデッキ構造を持っており、片側にポジティブが2箇所、反対側にネガティブが2箇所配置された独特のデッキ構造となっています。
エアホール(スリット)が両サイドにありますがトップキャップは3方向にスリットが設けられているのでデュアルコイル以外にシングルコイルでもビルドが可能です。ただしネガティブ側に小さなスリットがあるので完全なシングルエアフローにはなりません。また対角線を使って中心にシングルでコイルを配置し両サイドのエアホールを使うビルドや対角線を使ってコイルを上下に並べるようなビルドも可能です。
ドリップチップは専用のものが付属し一般的な510ドリップチップは使用できません。できれば510ドリップチップが使用できるようなアダプタが欲しいところではあります。専用のドリップチップの素材はPOM(ポリアセタール樹脂)ですがデルリンと言ったほうが馴染みがあるかもしれませんね。
このLowPro RDA CloneのドリップチップはオリジナルのLowPro RDAと同じく小さなホールがいくつも開けられた底のあるタイプで、コイルからの熱い飛沫を遮る効果(スピットバック・プロテクション)を持っています。他にもミストの質を変える効果もあるとかないとか。
オリジナルのLowPro RDAにはボトムフィーダータイプの電子タバコバッテリーMODで使用できるようにボトムフィーダー用のセンターピンが付属していますが、こちらのクローンには付属しないようです。
最後に個人的な意見を書きますとLowPro RDAは構造上コイルを配置する際にコイルに芯を通したままということが難しく、ウィックもまたコイルによっては配置した後に通しにくいのでビルドには今までとは違ったコツが必要になると思います。
[参考Youtube動画]
LowPro Dripper Review Tutorial by Roy from VapeLyfe
LowPro RDAでのオーソドックスなデュアルコイルビルドのチュートリアル的な動画です。