Kangertech社の電圧可変電子タバコバッテリーMODのKBOXです。制御基板を持った電子タバコバッテリーMODの基本的な性能を有しながらコンパクトかつオリジナルな形状のバッテリーMODです。
円柱と四角柱を組み合わせたような形状なのは同社で人気のあるSub Tankという電子タバコ アトマイザータンクに合わせたもののようです。Sub Tankの直径が25mmですので、これを載せたときにも不恰好にならないようにサイズが考えられています。
このKangertechのKBOXですが、液晶表示がありません。写真では分かりにくいですがファイアリングボタンの下のほうに並んでいる穴のような部分がどうやら点灯して現在の設定出力を表す仕組みのようです。穴の横には8W、13W、20W、25W、30W、35W、40Wと表示がありますので調整はこの7段階と思われます。
液晶を搭載していないということもあり、アトマイザーの抵抗値を表示する機能は無さそうです。MAX 40Wの電圧可変バッテリーMODとしては安価な部類なのはこういう割り切った作りのお陰でしょう。
あと気になるのはFastTechの製品写真がどうもサンプルっぽいというところです。恐らく実物が手元にないのではと。まあ正規品と明記してあることもありますがクローンではないと思います。他のサイトでも近い価格で売られていますし元々36ドル程度の価格設定みたいです。
KBOXはKangertechのSub Tankを載せるのに良いバッテリーMODが無いと悩んでいた方にはなかなか良い選択肢かもしれません。割り切った作りではありますが、各種保護機能を備えているので0.5Ωという低抵抗(サブオーム)のリプレイスコイルがデフォルトのSub Tankシリーズを安心して運用できそうです。勿論他のアトマイザーもOKです。
0.5Ωのアトマイザー使用時の参考出力:
40W→約4.5V
35W→約4.2V
30W→約3.9V
25W→約3.5V
FastTechが中国の旧正月の影響で2月16日から2月25日まで休暇となっている影響もあり、現時点でのKBOXの出荷予定は3月3日以降となっております。ご注意ください。
[参考Youtube動画]
KBOX by KangerTech
Kangertech KBOX MODをレビューされている動画です。