Joyetechの新たなVAPEスターターキットのeGo AIOです。アトマイザーとバッテリーとが一体化したオールインワンスタイルが特徴で、機能面の簡略化と安全性に配慮した作りで特にVAPEの初心者やライトユーザーをターゲットにしたと思われる製品です。
eGo AIOの作りを見れば従来のeGo ONE系バッテリーにCubisアトマイザーを組み合わせたような作りであることがすぐに分かると思います。トップキャップから下に可動部分が全くないCubisアトマイザーのような構造を使ってバッテリーと一体化したデザインにするというのはなかなかのグッドアイデアかと。
eGo AIOのタンクのリキッド容量は2.0mlでリキッド容量3.5mlのCubisアトマイザーの60%程度。これはeGo AIOの外径が19mmのせいもありますね。22mm径のCubisアトマイザーより少なくなるのは仕方ないです。タンクの中はユーザーの好みで光らせることも可能で色は7色から選べます。
アトマイザーで使用するコイルヘッドはeGo AIO Headと呼ばれており、0.6Ωのものが2つ付属します。Cubisアトマイザーのコイルヘッドと互換性があるのかは今のところ不明。今後のさらなる情報待ちです。
eGo AIOの全長はアトマイザーのドリップチップまで含めて118.05mmで外径は先程書いたように19mm。ちなみに手持ちの1,300mAhのX6バッテリーのサイズをざっと測ってみたらおおよその全長が100mm、外径が20mmでしたのでeGo AIOはかなりコンパクトだと思われます。アトマイザーを含めてこのサイズであればeGo AIOのバッテリー容量1,500mAhはまあ頑張っているほうでしょう。
あと細かいところではアトマイザーのトップキャップは押し込みながら回さないと外れないチャイルドプルーフ構造を採用していたりドリップチップの内部が螺旋状でリキッドが弾けて熱い飛沫が口腔内に飛び込むのを防ぐ構造になっていたりと工夫が見られます。
リークフリーとコンパクトさを武器にしたペンタイプのこのeGo AIOはこれからVAPEを始める方にもライトな感覚で使いたい方にも良さそうな製品ですね。
尚、Authentic(正規品)ではありますがFastTechではJoyetechのセキュリティステッカーのようのものは例によって取り除かれているらしいのでご注意ください。
[2016.03.09 追記]
参考までに3FVAPEと3AVAPEでのeGo AIOの価格を追記しておきます。両ストアとも条件を満たせば送料無料での配送が可能なオンラインストアです。